こんにちは、M-Yamashitaです。
だんだんと暖かくなってきて、春が来ているなと感じます。
それでは2月の振り返りです。
インプット
2月は本を1冊読み終えました。
買ったのは昨年だったのですが、あまりの重厚感とページの多さで時間がかかってしまいました。また後半は少し飛ばしながらとなりました。
本書はビルド・テスト・デプロイメント、またそれに関する話題についてそれぞれ取り上げており、非常に中身が濃ゆい一冊でした。
本書で取り上げたい部分はたくさんありますが、そのうちの1つは以下のとおりです。
P44から引用しています。
本書の中心となっているパターンは、デプロイメントパイプライン
デプロイメントパイプラインとは、本質的には、アプリケーションのビルド・デプロイ・テスト・リリースといったプロセスを自動化する実装
デプロイメントパイプラインの目的は三つある。第一に、ソフトウェアのビルド・デプロイ・テスト・リリースというプロセスのあらゆる部分が関係者全員に見えるようにし、共同作業をやりやすくすること。第二に、フィードバックを改善し、プロセスにおいてできる限り早い時間に問題が特定されて解決されるようにすること。最後にソフトウェアの任意のバージョンを任意の環境に対して、完全に自動化されたプロセスを通じて好きなようにデプロイできるようにすること。
書いてあることにすべて頷く内容です。誰しもが見えるし、デプロイできるようにすることが理想ですね。
個人の意見となりますが、デプロイメントパイプラインは属人化されていたり、特定のチームで閉じられていたりすることが多いように思えます。そのため、チームや部署が継続的デリバリーについて取り組んでいきたいならば、まずは共有しだれでも見れる状態から始めると良さそうです。
聖書的な本のように思えるので、繰り返し読むことでさらに新しい発見がありそうです。
アウトプット
記事
今月は記事はありません。
OSS
自作OSS check-membersをマイナーバージョンアップ(v0.8→v0.9)しました。
対応したPull Requestは以下2つです。
1つは、以前から言われていたset-outputへの対応です。
もう1つはterraformファイル内に書かれているメンバー数のカウント方法の改善です。
2つ目の対応において、以前まではファイル内のメンバーを愚直にカウントしていました。ただこの方法だと、terraformファイルの書き方によってこのアクションがカウントできなくなることがわかりました。そのため、terraform planの結果をもとにメンバー数をカウントすることにしました。この改善により、terraformファイルに依存せず、正確にメンバー数をカウントできるようになりました。
登壇
2/10にDevelopers Summit 2023に登壇しました。
登壇時の資料、登壇経緯や感想は以下記事に書いています。
所感
ここしばらくは結構バタバタしていましたが、そのなかでも成果を出しながら走れた月となったと思います。
今後、今までのアウトプットの習慣に加えて、インプットに少し力を入れていきたいので、本を読むスピードをアップさせて知識を得るようにしていきます。