2023年5月の振り返り

こんにちは、M-Yamashitaです。
段々と暑くなってきて、夏が来ているのを感じますね。そろそろエアコンと毎日お友達になりそうです。

それでは5月の振り返りです。

インプット

5月は2冊本を読みました。

LeanとDevOpsの科学については、CI/CDを進める上ではぜひ読んでおくべき1冊であり、カンファレンスや別の本でよく参照されていたため、読み始めました。数年に渡る調査の上で、頻繁なデプロイ、素早いフィードバックと改善などを進めている組織が、ハイパフォーマーと呼ばれる組織に位置していることがわかりました。またこの本はCI/CDだけにフォーカスせず、それらがチームや組織に与える影響まで言及されています。 CI/CD環境を整備し、高速な開発スタイルを構築することがすべての源と感じる1冊でした。

チームトポロジーについては、マイクロサービスを進めたいなら読んだほうが良いとおすすめされ、読んだ本となります。
この本はコンウェイの法則と、それを応用した逆コンウェイの法則についてしっかり伝えられています。逆コンウェイの法則は、最適なアーキテクチャに合わせて組織構造を設計するアプローチとなります。
その上で、各コンポーネント疎結合となり必要な情報のみやりとりするように、チーム間も必要な情報のみやり取りし、コミュニケーションを最小限にしようとあります。このようにすることで、意思決定を素早く行なうことができ、チームのパフォーマンスを向上できるようです。
この本を読むまでは、チーム間でも情報共有をしっかり行ない丁寧なコミュニケーションを積み重ねていくことで、お互いを知りチームのパフォーマンスが上がると思っていました。この本を読んだあとでも、本当にそれが良いのか疑問を感じています。おそらくそういう開発環境をまだ経験していないからだと思うので、一度体験してみたいですね。

アウトプット

記事

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zenn.dev

OSS

Contributionはありませんが、parallel_testsをforkして、パッチをあてていました。

github.com

このパッチでは、bundle exec parallel_rspec --summarysummaryオプションをつけることで、parallel_tests実行完了時に、最後の行で、失敗したテストをすべて表示できるようになるパッチです。

parallel_testsではCPUのコアごとに失敗したテスト結果が表示されるので、マルチコアの場合、ある1コアが先にテストを終えると失敗したテストがその時点で表示されます。ただ、別のコアがテスト実行中なので、その表示が流れてしまいます。
そのため、失敗したテストを検索しなければいけなくなり手間がかかります。その手間を削減するため、今回パッチを作りました。

今のところこのパッチはPull Requestsは送らず、保留にしています。今後もしかしたらPull Requestsを送るかもしれません。

登壇

登壇はありません。

所感

5月はGWもあったおかげで、インプット、アウトプットをバランスよくこなせたと思います。
読みたい本や書きたい記事が現在進行でどんどん溜まっているのですが、使える時間の制限もあるので、うまくこなしていきたいところです。
今後も一歩一歩進めていきます。